カネロvsスクール戦徹底解説!クロフォード対決に向けた重要試合

左側にはメキシコ人ボクサーのカネロ・アルバレスが緑と白のボクシンググローブをつけて立っており、右側にはアメリカ人ボクサーのテレンス・クロフォードが青いジャケットを着て両腕を広げて立っています。上部と右側には日本語で「スーパーミドル級4団体統一タイトルマッチ」「ボクシング界のスーパースター」「9月に決定!? カネロvsクロフォード!?」「階級を超えたスーパーファイトは本当に実現するのか!?」と書かれています。 スポーツ
左:WBA、WBC、WBO世界スーパーミドル級王者のサウル"カネロ"アルバレス 右:元スーパーライト、ウェルター、スーパーウェルター級統一王者のテレンスクロフォード

こんにちは、Ebiちゃんです!ウイスキー好きアラサーパパのトレーナー歴8年のブロガーがお送りします。
今回は2025年5月4日に開催される「カネロvsスクール」戦について徹底解説します。
この試合がなぜ重要なのか、その先に控える「カネロvsクロフォード」戦への展望も含めて詳しく見ていきましょう!

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この記事のポイント

  • カネロvsスクールは5月4日に開催されるスーパーミドル級4団体統一戦
  • カネロはサウジアラビアとの4試合契約の第1戦目に挑む
  • この試合の先には、メガファイトと期待される「カネロvsクロフォード」戦が控える
  • 日本からはDAZNのPPVで視聴可能

なぜこの試合が重要なのか

サウル・”カネロ”・アルバレス(62勝2敗2分、39KO)とウィリアム・スクール(23勝0敗、9KO)
一戦は、単なるタイトルマッチ以上の重要性を持っています。

まず、これはスーパーミドル級の4団体統一戦です。カネロは現在WBAスーパー・WBC・WBO統一王者であり、
IBF王座を持つスクールとの対戦で再び4団体の統一を狙います。カネロは2021年に史上初のスーパーミドル級4団体統一を達成しましたが、IBF王座を防衛せずに剥奪されたという経緯があります。

さらに、この試合はカネロにとって初の北米以外での試合となり
サウジアラビア政府との4試合契約の初戦でもあります。
ボクシング界最大のスターがサウジに進出する意義は大きいでしょう。

そして最も注目すべきは、カネロ勝利の先に控えるとされるテレンス・クロフォードとの対戦です。
元ライト級〜スーパーウェルター級の無敗王者クロフォードとの一戦は、2025年最大のメガファイトとして既に期待が高まっています。そのため、今回のスクール戦はその前哨戦としての意味合いも持つのです。

両選手のプロフィールと見どころ

カネロ・アルバレス(34歳・メキシコ)

ボクシングリングの中で構えるサウル・"カネロ"・アルバレス。白と黒のボクシンググローブと赤いテープを巻いた手で防御の姿勢を取っている。背景には赤いロープとTecateのスポンサーロゴが見える。
現WBA・WBC・WBO世界スーパーミドル級統一王者サウル・”カネロ”・アルバレスが見せる鋭い防御姿勢。2025年5月のIBF王者ウィリアム・スクールとの4団体統一戦に向け、万全の体制を整えている。
  • 戦績:66戦62勝(39KO)2敗2分
  • 身体特徴:身長173cm・リーチ179cm
  • 王座WBAスーパー・WBC・WBO世界スーパーミドル級王者

15歳でプロデビューし、4階級で世界王座を獲得した現代ボクシング界最大のスーパースター
厚みのある体格と強靭なアゴ、的確なカウンターパンチが武器です。特に踏み込んでから放つボディブローは代名詞的存在。近年は判定勝ちが続いており、34歳となった今はリスクを抑えた戦い方に変化しています。

ウィリアム・スクール(32歳・キューバ→ドイツ)

「WILLIAM JR」と書かれた白いヘッドバンドを着用し、白いハンドラップで手を巻いたウィリアム・スクール選手の上半身ショット。上半身には複数のタトゥーが入っている。
無敗の戦績を持つIBF世界スーパーミドル級王者ウィリアム・スクール。2025年5月のカネロ・アルバレスとの4団体統一戦で番狂わせを狙う。
  • 戦績:23戦23勝(9KO)無敗
  • 身体特徴:身長182cm・リーチ185cm
  • 王座IBF世界スーパーミドル級王者

キューバ出身で現在はドイツを拠点とする技巧派ボクサー。いわゆる「キューバン・スタイル」と評される巧みなフットワークとアウトボクシングが武器です。カネロより身長・リーチともに上回るサイズアドバンテージがあります。昨年10月にウラジミール・シシキンとの試合で物議を醸す判定勝利を収め、IBF王座を獲得しました。

見どころは?

この試合最大の見どころは、スタイルの対比です。
接近戦を得意とするカネロに対し、スクールはアウトボクシングで距離を取る戦法を得意とします。

カネロは序盤からプレッシャーをかけ、中盤以降にボディブローからの上下のコンビネーションでKOを狙うでしょう。
一方のスクールは持ち前の足とジャブで距離を保ち、ポイントを重ねて判定を狙う戦略になると予想されます。

興味深いのは、カネロの老練なプレッシャーに対してスクールの機動力がどこまで通用するかという点です。
特に序盤はスクールの動きが目立ち、中盤以降はカネロのプレッシャーとパワーが威力を発揮する展開になりそうです。

試合予想と視聴方法

勝敗予想

ブックメーカーのオッズではカネロが圧倒的な大差で有利(カネロ勝利-3000、スクール勝利+1300)となっています。
専門家の多くもカネロ勝利を予想していますが、スクールのスタイルはカネロが過去に苦戦したエリスランディ・ララ(同じくキューバ出身の技巧派)を彷彿とさせる部分があり、油断は禁物でしょう。

私の予想としては、カネロが中盤から徐々に距離を詰め接近戦でのパワーで優位に立ち判定勝利するのではないかと考えています。ただし、スクールが持ち前の機動力を生かして12ラウンド戦い抜けば、番狂わせの可能性もゼロではありません。

今後の展望

カネロが勝利した場合、既定路線として2025年9月13日にラスベガスのアレジアントスタジアムでテレンス・クロフォードとの対戦が予定されています。階級を超えた二大スターの激突は、ボクシング界のみならずスポーツ界全体の注目イベントとなるでしょう。

一方、万が一スクールが勝利した場合、その衝撃は計り知れません。
「世紀のジャイアントキラー」の誕生となり、クロフォード戦の計画も白紙に戻る可能性があります。

視聴方法

日本からはDAZNによるPPV配信で視聴可能です。日本時間5月4日(日)9:00頃から放送開始予定で、メインイベントのカネロvsスクールは正午前後の開始が見込まれています。視聴にはDAZNの通常契約に加えて、別途PPV料金が必要です。

トレーナー目線の観戦ポイント

トレーナーの立場から見ると、この試合には技術的に注目すべきポイントがたくさんあります。

日曜日のお昼という時間帯は、家族と一緒に観戦するのにもぴったり。
お子さんにはボクシングの基本ルールを教えながら、迫力ある試合を体験させてあげるチャンスですね。私も5歳の娘と4歳の息子にはこういったスポーツ観戦を通じて「努力」や「フェアプレー」の大切さを伝えるようにしています。

観戦する際は、「カネロがどうやってパンチを当てるスペースを作り出すか」「スクールのフットワークとパンチのタイミング」など、ポイントを絞って見ると試合がより一層楽しめますよ。特に体格差のある両者がどのような距離感で戦うかは、ボクシング技術を学ぶうえでも参考になるでしょう。

まとめ

カネロvsスクール戦は、単なるタイトルマッチを超えた重要な意味を持つ試合です。
カネロにとっては再び4団体統一を成し遂げ、クロフォード戦への弾みをつける戦い。ス
クールにとっては「世紀の番狂わせ」で一躍スターダムに踊り出るチャンスです。

5月4日のこの一戦、みなさんはどちらが勝つと思いますか?
コメント欄でぜひ予想を教えてください!

次回は試合直後の分析記事をお届けする予定です。お楽しみに!

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