2025年2月22日(日本時間23日)、待望の再戦が実現したビボルvsベテルビエフ。
前回の判定に物議を醸した対戦から4ヶ月、今回はどのような結末を迎えたのでしょうか。
試合結果と詳細な展開をお伝えします。
【速報】試合結果
- 判定2-0でビボルの勝利
- ビボルが4団体統一を達成
- ベテルビエフがプロ初黒星
注目の再戦!試合はこう動いた
1-2R:ビボルのテクニカルボクシングが光る
前回の反省を活かしたビボルは、序盤からジャブとフットワークで距離を取り効果的な攻撃を展開。ベテルビエフのプレッシャーを上手くかわしながら、ポイントを重ねていきました。
3-6R:ベテルビエフの猛攻
3ラウンドからベテルビエフが本領発揮。強烈なプレッシャーファイトで試合の流れを変える展開に。
手数を増やし、パワーのある打撃でビボルを追い込む場面も。
この中盤戦はベテルビエフのラウンドと言えます。
7-12R:ビボルの完璧な試合運び
7ラウンド以降、ビボルが試合を完全支配。
プレッシャーに慣れた彼は、見事なフットワークと正確な打撃で加点を重ねていきました。
特に終盤2ラウンドは両者の意地がぶつかり合う激しい展開となり、会場は大いに沸きました。
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公式スコア
- マイク・フィッツジェラルド:116-112(ビボル)
- ディオン・ドワルト:115-113(ビボル)
- ジャン=ロベール・レイン:114-114
ビボル vs ベテルビエフ2の採点解説
今回の判定は前回と異なり、納得感のある内容。
特にビボルの7ラウンド以降の試合運びは圧巻でした。
アウトボクシングを極めた彼の戦略が、見事に実を結んだ形です。
一方のベテルビエフは、プレッシャーを強めた後の変化に乏しくやや単調な攻撃に終始。
これが敗因となりました。
両者の戦績
- ビボル:24勝(12KO)1敗
- ベテルビエフ:21勝(20KO)1敗
試合後コメント
ビボル:「前回より相手のプレッシャーを感じなかった。最初から最後まで頑張れたので勝てた」
ベテルビエフ:「実は再戦したくなかったが、3戦目はやるつもりだ」
今後の展望
ベテルビエフは早くも3戦目への意欲を示していますが、個人的にはWBAレギュラー王者兼WBC暫定王者のべナビデスとの対戦が見てみたい一戦。ビボルがベナビデスと対戦し、その後にラバーマッチという流れの方がより魅力的な展開になるのではないでしょうか。
まとめ
ビボルの完璧な試合運びが光った一戦でした。
前回の判定騒動を払拭する、納得感のある内容だったと言えます。4団体統一を達成したビボルの今後の動向に、世界中のボクシングファンの注目が集まることは間違いありません。
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