こんにちは、えびちゃん(Ebi LIFE)です。
ボクシングファンとして待ちに待った世界戦の速報をお届けします。
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はじめに
2月3日(日本時間)、ラスベガスのTモバイルアリーナで行われた世界タイトルマッチ2試合。
試合後の興奮が冷めやらぬ中、その熱戦の全貌をレポートします。
フルトン、圧巻の2階級制覇
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完璧な試合運び
フルトンは序盤から冴えわたるボクシングスキルを披露。
中距離から近距離まで、あらゆる距離で優位に試合を進めました。
特に印象的だったのは、持ち味であるテクニカルなボクシングが完全に戻っていたこと。
フィゲロアの不調
対するフィゲロアは終始パッとしない印象を与えました。
アウトボクサーへの対応の難しさが浮き彫りとなり、前回の激闘からは想像できないほど苦戦。
観客からブーイングが起こるほど、期待された激闘からはかけ離れた展開となりました。
フルトンの今後と井上尚弥の偉大さ
フルトンの2階級制覇は、彼の実力の高さを改めて証明。
しかし同時に、このフルトンを完封KOした井上尚弥の偉大さも際立ちました。
まさに”モンスター”の異名にふさわしい実力差を見せつけた井上戦の価値が、今回の試合でより一層輝きを増しました。
ベナビデス、予想を覆す完勝劇
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事前予想を覆す展開
試合前、モレルの技術の前にベナビデスの力強いボクシングは通用しないと予想していました。
しかし実際の試合は全く異なる展開に、、、、
ベナビデスは終始プレッシャーをかけ続け、特に後半戦ではリングを完全支配しました。
実力の証明
この試合でベナビデスは、自身のパワーとプレッシャーファイトが最高峰でも通用することを証明。
モレルという高い技術を持つ選手相手に明確な強さを見せつけました。
技術解説
フルトン vs フィゲロア2
- 距離の取り方:フルトンの完璧な距離感
- フットワーク:常に有利な位置取りを維持
- パンチの精度:効果的なジャブと近距離での正確なフック、アッパーの組み立て。
特に近距離での打ち分けが素晴らしかった
ベナビデス vs モレル
- プレッシャーの質:単なるプレッシャーではなく、計算された詰め方
- パワーの見せ方:同じ体格の相手に対しても圧倒的な存在感を示した
- リング運び:相手の得意な距離を作らせない巧みな動き
まとめ
今回の2試合は、ボクシングの技術と戦略の重要性を改めて示す好例となりました。
特にベナビデスの勝利は、今後のライトヘビー級での活躍も期待される内容でした。
階級を上げても、彼の持ち味であるプレッシャーファイトが通用する可能性を感じさせる試合展開でした。
編集後記
私事ながら、ボクシング観戦には「Talisker 10年」を傍らに。スモーキーな風味が試合の興奮と見事にマッチし、特にベナビデスvsモレル戦の後半戦では、その味わい深さを一層感じることができました。
記事の最後までお読みいただき、ありがとうございました。
試合に関するご意見・感想もお待ちしております。
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